視力矯正もできてオシャレも楽しめる!?乱視用カラコンの豆知識をご紹介

乱視用カラコンは、乱視の症状を持つ人のための専用のカラーコンタクトレンズです。
装用することで瞳を大きく見せる目元をパッチリできると同時に、視力矯正も可能にします。
ただ、自分の視力に合うものを見つけることが大切で、乱視用カラコンを購入するときには自己判断で行うのではなく眼科医に相談して自分の度数を調べて貰う、それに適合したカラコンを利用することが大切です。
それと、説明書は必ず読んで正しい装用の仕方を覚えましょう。

乱視用カラコンとは?普通のカラーコンタクトレンズとの違いは?

乱視用カラコンとは、文字通り眼科などで医師から乱視の診断を受けた人向けにつくられたカラーコンタクトレンズです。
通常のコンタクトレンズに近視用、遠視用、乱視用があるのと同じように、カラコンにも使用者の眼の状態に応じたタイプがあります。
カラコンにおける乱視用とそれ以外の違いは、仕組みにあります。
近視もしくは遠視の人が使うカラコンは、瞬きなどといった眼の動きの影響を受けるとレンズの向きが少しずつズレていきますが、乱視用カラコンは瞬きをすることで逆にレンズの位置が安定するような加工が施されています。
乱視の人が普通のカラコンを使用しても、症状によっては見え方が改善される場合はありますが、見え方を安定させたい場合はきちんと乱視用を選ぶべきです。
また、乱視用カラコンを買う際には、製品の選び方にも違いがあります。
近視もしくは遠視の人は、製品購入時には度数やベースカーブの値を見る必要がありますが、乱視用カラコンではこれらに加えて円柱度数と中心軸の表示も見た上で選ばなければなりません。

乱視用カラコンの特徴や乱視の症状

今は市販でも気軽に購入することが出来るようになってきた便利な乱視用カラコンの存在になりますが、どのような特徴を持っていてどんな症状を改善してくれるのか詳しく知っている方は意外と少ないと思います。
そこで、乱視用カラコンの良さについて詳しく紹介していくと、特徴としてはしっかりと視力補正しながら同時にオシャレも思う存分楽しめるようになるところが魅力です。
乱視用とかかれているタイプなら、付けるだけで視界のブレを解消して見えやすくてクリアな状態にしてくれる効果が期待できますし、1日使い捨てタイプなど気軽に購入できる商品が多いので無理なくコンタクトレンズを使用した生活が継続できるようになります。
また、乱視の症状に合わせて度数を変えることもできるので、必ず乱視用カラコンを購入したいのであれば一度眼科に行って視力検査を受けるようし、自分に最も合っている度数を導き出してから買うように心掛けていってください。

乱視用カラコンを購入するときの注意点①:乱視度数(CYL)が合っているのか確認

乱視用カラコンを購入する際、注意が必要な要点はいくつかありますが、その中でも最も重要なのは乱視度数(CYL)が適切であるかどうかを確認することです。
乱視は通常の視力異常とは異なり角膜の形状が正常ではないため、特別な配慮が必要です。
まず凹面レンズと凸面レンズの組み合わせで補正される必要があります。
乱視の程度によってカラコンに必要な度数が異なるため、まずは専門家の検査を受け正確な度数を確定させましょう。
この度数は、CYLとして表され、マイナス(-)またはプラス(+)の値で示されます。
正確なCYLの値を知ることは、快適でクリアな視界を確保するために不可欠です。
次に乱視用カラコンを購入する際には、視力検査を受けた専門家から処方箋をもらうことをお勧めします。
処方箋には、正確な乱視度数やその他の必要な情報が記載されています。
これに基づいてオプトメトリストや眼科医と相談しながら適切なカラコンを選ぶことが大切です。
また乱視用カラコンは通常、トーリックカラコンと呼ばれる特別なデザインを持っています。
このデザインは角膜の形状に合わせてレンズが安定し、クリアな視界を提供するためのものです。
ですので正確な度数に合ったトーリックカラコンを選びましょう。

乱視用カラコンを購入するときの注意点②:乱視軸(AXIS)の確認

乱視用カラコンは、文字通り乱視の症状を持つ人のためのカラーコンタクトレンズです。
乱視の症状を持っている人が度付きではないレンズを使うと装用していないとき(裸眼)と比べて症状が和らぐことがありますが、これは補正が行われているわけではないので、必ず乱視用カラコンを使うことをおすすめします。
乱視用カラコンは、レンズと目の乱視軸を合わせて矯正が可能です。
乱視度数はCYL(シリンダーパワー)と呼ぶ数値で、この数値が低いほど軽度の乱視で数値が高いほど強度の症状などの目安になるものです。
また、CYLと同じく乱視用カラコンを購入するときには、AXISも確認しておく必要があります。
乱視は角度によりモノが二重に見える方法が異なりAXISは角度を示すもの、0~180度の範囲で示されます。
この二つの数値を確認して自分に合うものを使うことが大切ですが、乱視軸は通販サイトの公式サイトに記載が行われていないこともあるなどから、お店に直接問い合わせるなど確認することをおすすめします。

乱視用カラコンの特徴や価格相場について

乱視用カラコンは、トーリックコンタクトレンズと呼ばれる特殊な形状になっていて上下左右の一部を厚くして乱視を矯正するなどの特徴があります。目の中でレンズが動くため、視力矯正を行っていても軸ずれが生じるなどからも軸を安定させるためのダブルスラブオフ・プリズムバラスト・2つの組み合わせといった3つのデザインが存在します。なお、カラコンには度付きタイプもありますが、これと乱視用カラコンの値段は異なり、度付きタイプは大量に同じものを作りお店に在庫しておけますし、同じような視力の人が多いため売れる頻度も高めです。これに対して乱視用カラコンは近視度数に加えて乱視軸やベースキャップなども欠かせませんので大量に生産ができない、結果的にオーダーメイドになりやすいです。ちなみに、普通のカラコンはワンデータイプもありますが乱視用カラコンは長期的に利用するのが一般的ですから、ワンデータイプがあったとしても値段が高く気軽に試せるようなものではありません。

乱視用カラコンはワンデータイプもある?

乱視用のカラコンにもワンデータイプが存在します。乱視は通常の視力矯正とは異なり、角膜や水晶体の形状が偏っているため、特別な処方箋が必要です。このため乱視用カラコンも、乱視の程度に合わせて度数が調整されています。ワンデーのカラコンは、使い捨てのカラコンの一種であり、使い捨てのレンズを日常的に交換することができます。これにはいくつかの利点があります。まず、ワンデータイプのカラコンは非常に衛生的です。毎日新しいレンズを使用するため、細菌や異物の蓄積を減らすことができます。また、手入れが必要ないため、忙しい人にとって便利です。乱視用のワンデーのカラコンも、乱視の度数に合わせて作られています。これにより、乱視の症状を適切に補正し、鮮明な視界を提供します。カラコンの色やデザインも、様々なバリエーションがあるため、個々の好みに合わせて選ぶことができます。ただし選ぶ際には、必ず眼科医の処方箋を受けて正確な度数を知ることが重要です。誤った度数のカラコンを使用すると、視力が悪化したり、不快な症状が生じる可能性があります。眼科医の指示に従って適切なカラコンを選び、正しく使用することが大切です。ワンデーの乱視用カラコンは、視力補正とファッションアクセサリーとしての利用を両立させる素晴らしい選択肢です。しかし安全と快適さを確保するために、適切なケアと定期的な眼科検査が不可欠です。

乱視用カラコンは通常のカラコンとは異なる特徴がある

乱視用カラコンは、通常のカラコンとは異なる特徴があります。まず乱視という視力の問題を補正するために設計されています。乱視は、角膜や水晶体の形状が正常でないために生じる視力の問題であり、通常のカラコンでは補正が難しい場合があります。しかし特殊なデザインを持っており、この問題を効果的に補正することができます。通常のカラコンは単に色やデザインを変えて目を彩るためのものですが、視力の補正が主な目的です。乱視用カラコンには、眼の中心から周囲にかけて異なる度数が設定されています。これにより、角膜や水晶体の歪みを補正し、対象物をクリアに見ることができるようになります。通常のカラコンではこのような補正が行えません。さらに通常のカラコンと比べて少し高価です。乱視用カラコンは専門的な設計が必要であり、それに伴うコストがかかるためです。また、乱視用カラコンを使用する際には、医師の処方箋が必要となることが多いです。視力の問題を正確に補正するために、個々の目の状態に合わせたカスタマイズが必要なのです。乱視のある人々にとって非常に有用なアイテムであり、日常生活において視力の問題を解決する手段として利用されています。その特別な設計と高価さから、通常のカラコンとは異なるカテゴリーに属しています。

眼科での検査が必須!?乱視用カラコンと度ありカラコンの違いとは?

一般的にカラーコンタクトレンズと聞いたとき、オシャレアイテムになる関係から度付きのものはないイメージを持っている人も意外と多いのではないでしょうか。しかし、度付きタイプのカラコンも存在していて、乱視用カラコンなどは視力矯正もできてオシャレも楽しめるなどの魅力もあります。ちなみに、乱視は角膜や水晶体の歪みにより目に入る光の焦点が複数生じる状態です。乱視の症状は、ピントを合わせようと無意識に目を細めてしまう、眼鏡やコンタクトを装用していても見えにくいことがある、月が2重に見えたり星がにじんで見えることがあるなどが挙げられます。乱視の人が一般的なカラコンを装用すると裸眼のときと比較すると症状が緩和することはありますが、実際には補正ができているわけではないので乱視用カラコンが必須です。なお、乱視用カラコンはレンズと目の乱視軸を合わせることで視力の矯正に導くのが特徴で、乱視用カラコンにはCYL PowerやAXISなどの表示があるのも特徴、一般的な物との違いの一つです。

購入する前に知っておきたい乱視用カラコンの値段

乱視用カラコンのレンズは、トーリックコンタクトレンズと呼ぶ通常のカラコンとは違った特殊な形状で、上下左右の一部分に厚みを持たせているのが特徴です。装用するとレンズは内部で動くことになるので軸を安定させるため上下が薄く左右に厚みがあるダブルスラブオフ、レンズが上方向から下方向にかけて厚みが増すような設計になっていて重力がかかってレンズが開店しないプリズムバラスト、そして両者を組み合わせたタイプの3種類があります。これは一般的なカラコンとの違いになる部分で、他にも乱視軸や乱視度数など特殊な数値が存在します。乱視カラコンは、乱視の症状を持つ人のためのオシャレアイテムになるわけですが、乱視の症状は個人差があるので同じものを大量生産することができません。そのため、乱視用カラコンと一般的なカラコンや度付きタイプと比べると値段は高めになっています。使用期限が1年間で、両目2枚入りで15,000~18,000円です。一般的なタイプはワンデーや2週間、1カ月などの種類がありますが、1カ月タイプで1,500円前後です。これを1年間使うと1,500円×12か月=18,000円になるのでほぼ値段は同じくらいの計算です。